はじめての方でも簡単にできる小さなクリスマスツリーの刺繍フレームの作り方をご紹介いたします。
作業時間は約2時間ほど。おうちでクリスマスシーズンを楽しんでみてはいかがでしょう(^^)
用意するもの
- 刺繍フレーム(セリアで購入しました。縦10cm、横8cmのフレームです。大きくなると刺繍が大変ですが、お好きなフレームでどうぞ)
- 刺繍枠(使う方)
- 刺繍針
- 接着芯
- チャコペン(水で消えるタイプなどがおすすめ。百均でも売っています)
- 刺繍生地(綿やリネンがおすすめです)
- 刺繍糸 DMC25番糸319番、DMC25番糸321番、DMC25番糸 801番( 同じようなクリスマスカラーでしたら何でも大丈夫です。)
- (あれば)デコレーション用金糸 ( にしき糸22番真珠 、にしき糸 21番白金)
- パールビーズ(4ミリを使用しています)ビーズ(シルバー、ゴールドなど、クリスマスらしい手持ちのビーズで大丈夫です。お好きにデコレーションしてみてください)
➀生地を準備し、図案を書く
まず刺繍用の生地を用意します。
刺繍枠をお使いになる方は刺繍枠に収まるサイズの生地を用意します。
私はナチュラルな風合いの綿麻キャンバスを使用しています。綿やリネンなどが柔らかくて刺しやすくおすめです。
刺繍のゆがみを少なくし、刺繍しやすくするために刺繍生地の裏側に薄手の接着芯を貼ります。あまり厚手にしますと刺繍しにくくなりますので薄手をお使いくださいね。
刺繍生地にフレームを当てはめ、フレームサイズをトレースして刺繍図案の大きさを生地に書き込みます。
私はセリアなどの100均で売っているミニフレームを使用しています。(参考までにサイズは縦約10cm、横8cm,刺繍部分のサイズは縦横約6.8、横4.6cmになります。)
フレームはサイズはいろいろとありますので、お好きなサイズで作ってみてくださいね。
そこに図のようにクリスマスツリーの図案を書き込みます。とても簡単な図案ですので、フリーハンドで書いていただけます。
自然に消えるタイプのチャコペンや水で消えるタイプのチャコペンなどが便利です。
②刺繍をする
刺繍図案が書けたら、早速刺繍をしていきます。まず、樹の幹を刺繍します。(DMC801番2本どり)
縦方向のストレートステッチで幹の部分を埋めていきます。上や下は揃ってなくても最後隠れてしまいますので問題ありません。
次にツリーの葉っぱの部分を刺繍していきます。(DMC25番糸319番を3本どり)
てっぺんの中心のラインから三角のラインの方向に沿って、ランダムにショートアンドロングスティッチで埋めていきます。ここはかなりザクザクとでかまいません。三角の部分をすべてグリーンで埋めていきます。
ツリーの三角部分が埋まりました。モミの木の葉の雰囲気を出すため、周りのラインは綺麗に揃えるのではなく写真のようにランダムに挿していくといいでしょう。
次に植木鉢の方を刺繍していきます。(DMC319番を2本どり)
まず、植木鉢の横のラインを綺麗に揃えるため、ガイドラインをバックステッチかアウトラインステッチで刺繍します。
ガイドラインが刺繍できました。このラインの外側からサテンステッチで横方向に植木鉢部分を埋めていきます。下記図案はとても小さいので、サテンステッチもストレートで一回刺せば大丈夫ですが、図案が大きい場合は2回、3回に分けてサテンステッチを刺すといいでしょう。
サテンステッチが苦手な方はクリスマスツリーで使用したロングアンドショートステッチで刺繍面を埋めていただいても構いません。
植木鉢の部分が完成しました。これでベースの刺繍部分は完成です。
③ツリーをデコレーションする
ここからが一番楽しいツリーのデコレーションです。私はパールビーズやラメ糸、金や銀の極小ビーズを使ってデコレーションしていますが、別に同じものでなくても、お手持ちのビーズなどでお好きに飾ってあげてください。
デコレーションが完成しました。ビーズやラメ糸を使用するとぐっとクリスマス感が出てきます。
あとはフレームの大きさにあわせて生地を切り取りフレームにはめ込めば完成です(^^)
Heart beingではフレームをオフホワイトのペンキでペイントして、アンティーク加工をしています。
とても小さなフレームですが、意外と存在感があるのでお部屋の雰囲気が一気にクリスマスになりますよ(^^)
クリスマスはお家でゆっくりと過ごす方も多いかと思います。今年もコロナや災害などがあって大変な一年でしたが、クリスマスシーズンは楽しみたいものですよね。クリスマスまでにはまだ間に合いますので、ぜひ作ってみてくださいね。
※こちらでご紹介した作品を複製して販売することはご遠慮ください。お家で楽しむためにお使いくださいね。m(_ _)m
ご紹介した作品はこちらでご覧いただけます。
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