石川県の県花「クロユリの刺繍」

刺繍

能登半島の地震で被災された方々には一日も早く日常の生活が戻るよう、そして心の傷が癒やされますようお祈り申し上げます。

私も宮城に住むものとして、13年前の東北大震災を思い出しました。幸い我が家ではそれほど被害はなかったのですが、赤ちゃんを抱えての断水や停電は色々と大変でした。

ただひとつ、不幸中の幸いとも言えることは、震災後、しばらく停電をしていたため、ニュースがほとんど入って来ることがなく、報道される津波や被害の状況をリアルタイムでテレビで見ることがなかったことです。当時はスマホももっていませんでしたから。

津波や震災の酷い状況はひとづてや電話が通じてから家族から聞きました。

後にいくつか映像を見ましたが、あの映像をあの時に見ていたら、心にきっとトラウマを残していただろうと思います。

今回の地震でも、東北大震災の時よりもSNSが発達したお陰で、被災の映像があふれ、それを目にして心を痛めているかたも多いかと思います。

でも、こんな時だからこそ、ひとりひとりが心が穏やかで平和でいられるように務めることが必要なのではないかと私は思っています。

募金や人々の癒やしを願うこと以外に刺繍作家として今私にできることは、やっぱり刺繍をすること。刺繍はこんな時に心を落ち着かせる働きがあるのです。

今回は、被災された方々への祈りを込めてクロユリの花を刺繍しました。

クロユリの花は石川県の県花で、標高の高い場所でひっそりと咲く姿が人々に愛されているようです。

私もクロユリの花は初めて知りました。クリスマスローズに似た花で、深い紫色がとても気品のある花です。

朝露をイメージして極小のオーロラビーズを散りばめました。

下記に刺繍図案を載せておきますので、ご興味のある方はよかったら刺繍してみてくださいね。

Free embroidery design

 https://heartbeingblog.com/wp-content/uploads/2024/01/bc049dbd8d604f9c87bfe62cbcf160ad.pdf

※こちらの無料図案は個人的に楽しむためにだけお使いくださいm(_ _)m

サテンステッチとコーチングステッチだけの刺繍ですが、初心者さんには少し難しいシャープなラインの刺繍ですので、ステッチの方法にこだわらず、ショートアンドロングステッチやバックステッチなど、ご自身の刺繍し易い方法で刺繍してみてくださいね。

【使用した刺繍糸】

  • コスモ25番糸:477番2本どり(花の部分)
  • オリムパス25番糸:2072番2本どり(葉の部分)
  • オリムパス25番糸:2071番1本どり(茎、葉のハイライト)
  • 極小ビーズ(朝露として)

※写真の()内の数字は刺繍糸の本数になります。

ちくちく手を動かして刺繍をしていると自然と心が落ち着いてきます。

被災地への祈りは時空を超えて必要とされる方々の元へ届く、私はそう信じています。

巾着袋に仕立ててみました。

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