刺繍の上達の一番のコツはまず楽しむこと。

息子が作った刺繍作品刺繍

刺繍は苦手。上手にできない!と思っているあなたへ  

刺繍の作家さんにはには、それぞれの作風があるかと思いますが、私自身は作風についてあまり深く考えて作っていません。ふと思いついたデザイン、ネット上の写真や画像を見てひらめいたアイディアなどを形にしていきます。

あらかじめ練り上げたデザインを刺繍することもありますが、メインの動物やお花を決めて、あとは刺繍しながらデザインを決めていく、ということもあります。

そして、時に、こんなのも刺繍してみたいかも!と単に面白そうだと思って刺繍をすることもあります。私にとって刺繍は絵を書くことに近いのかもしれません。

刺繍は難しい!という方もいるかもしれません。しかし、刺繍は単に慣れの問題なのです。

だれでも初めはうまく刺すことができませんが、やればやるほどどんどん上達していきます。有名な刺繍作家さんの作品でも、初期の頃と今ではだいぶ違うことも多くあります。

私も初期の作品を見ると、今とはだいぶ違うなぁと思います。

刺繍の上達の一番のコツはまず楽しむこと。

楽しんでいろいろと刺していくうちに次第に思うようなラインを刺せるようになっていきます。

私も刺繍の販売はじめてから数年立った後にようやく刺せるようになった花や動物などもあります。習うより慣れろ、というのは刺繍にぴったりの言葉かもしれません。

ですが!刺繍は別に美しく刺すことだけが目的ではありません。

刺繍の魅力は初めて刺したものでもそれはそれで魅力的だということ。刺繍に本当は上手、下手はありません。
先日子供が家庭科の学習でフェルトに刺繍をして持って帰ってきました。

プロの目からみれば刺繍の技術的な面で目につくところはいろいろとありますが、素直にとても素敵な作品だなぁと思いました。

逆に私にはこの味は出せません。曲がったところも、揃っていない目も味になる、それがまた刺繍の魅力でもあります。

ですから、初心者の方でも、うまくできない!などと考えず、楽しんでくれたらいいなぁと思っています。
そうは言っても初めて刺繍を始める方はどんなものから刺繍すればいいのかと迷ってしまうかもしれません。初めての方でも簡単で、そして見栄えが良いような刺繍デザインなど、今後だんだんと紹介していきたいなとおもっております。

ちなみに息子の刺繍作品はティッシュケースだそうです。
3歳の従兄弟にあげるそうです(^^)

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