刺繍をするときに欠かせないのが糸切りはさみです。先日、長年愛用していた握りはさみが壊れてしまいました(涙)
この際、和鋏ではなくて、可愛いコウノトリさんのハサミとか、アンティーク風のハサミとかに換えてみようかなぁとも思ったのですが、握りはさみに慣れていると、こっちの方がずっと使いやすいんですよね。
なにせ仕事用なので、使いやすさが重要です。握りはさみは、握ってすぐちょっきんとできるのでスピーディなのがいいところ。一つの作品に幾度となく使うので、やっぱり握りはさみを新調することにしました。
前に使っていた握りはさみはクロバーさんの安いものでした。それでも十分ではあったのですが、「道具はいいものを」と常日頃思っているので、すこしレベルアップしようかと探していた所、高いものは1万5千円から2万を超えるものも。
さすがにそんなに高くなくてもいいかと思っていた所、え!?これなに?というものを見つけました。
それがこの反り刃の握りはさみです。
恥ずかしながら刺繍作家をしながら、いままでこんなハサミがあることを知りませんでした。
このハサミ、先の方が反っているんです。
これは刺繍糸を切るときにはすごく便利です。刺しはじめの糸処理をするときに際で切れるし、他の刺繍部分や生地を傷つける心配がないからです。
裏側の糸処理をする時にも便利です。いつも刺繍したところを傷つけないように糸を長めに切っていたのが、間際で切ることが出来て、裏面もすっきり!
デメリットは切るときの向きがあるので、ハサミをひっくり返して置いてたりすると持ち直す必要があること。また、刃先が上に向いているので、適当な所に置いておくと間違って手をぶつけて傷つけてしまうことです。(実際やりました(涙)
ですが、気持ちよく切れるってとっても重要です!
もし興味のある方はぜひ反り刃のハサミを刺繍時間に取り入れてみてくださいね(^^)
反り刃の和鋏はあまり見かけないので数も多くないようです。
いくつかご紹介しておきますね。
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私は長年使いたいので、普通の和鋏にしましたが、反り刃では、低価格でこんなハサミもありました。
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