引き継いでゆく家具

その他

先日、食卓のテーブルをサンダー掛けしてオイルを塗りメンテナンスしました。

子供が自分の部屋で勉強をすることになり、食卓として使っていたテーブルを勉強机として、子供部屋に移動することになったからです。

子供が生まれる前から使っていたテーブルは、前々から家族全員で囲むには少々小さいなぁと思っていたので、この機に新調しました。

私は昔から、家具は少々高くても一生モノの本物の無垢材で作られた家具を買うと決めています。
突板と違って、無垢材は汚れても、やすりやサンダーをかければ、生まれ変わったように綺麗な木目が出て、新品のようになってくれるからです。

無垢材はサンダーをかけると見違えるほどに綺麗になります。

実はこのテーブルも私が就職してはじめての年にお給料で買ったものです。

それほど余裕はなかったので、そんなに高価なものではないけれど、天板も足も無垢材にこだわって買いました。たしかアルダー材だったと思います。もうはるか昔の話です(笑)

当時は自宅から通勤していたので、私の作業机として使用していました。

結婚して、引っ越しをしたときには、その机がテーブルになり、今までずっと愛用してきました。そのテーブルが今回、息子に引き継がれることになった、というわけです。

私は、はじめからテーブルをいずれは机代わりに子供に譲ろうと思っていたので、勉強机を購入しませんでした。それに、どうせリビングのテーブルで学習すると思ったからです。

また、小学校入学の時によくみんなが購入する学習机はいずれ小さくなって、使い勝手が悪くなると思っていたからでもあります。

勉強机と違って、テーブルはそれなりの大きさがありますので、子供が大きくなっても、大人にになっても十分余裕があります。デザインもシンプルそのものなので、収納棚をおいたり、色々とアレンジできます。それに広いテーブルってやっぱり良いですよね。勉強もはかどりそうです(^^)

沢山の思い出がつまった無垢のテーブル、今度は息子が大切に使ってくれるといいなと思っています。

息子が家を出ることになったら、またテーブルも一緒に持っていくのかな。そして、また一緒に暮らす人ができたら食事用のテーブルに使うのかな、なんて考えてしまいました。

でも、もしそうなったとしても、きっとこのテーブルは現役でしっかりと役目を果たしてくれそうです。

家具は一生モノだから本物を、と昔から思っていたけれど、改めてそうだなぁと思った一日でした。

机を部屋にセットしました。棚も実は私が昔使っていた自作の棚です(^^)

コメント

タイトルとURLをコピーしました