以前、はじめての方でも簡単にできる小さなクリスマスツリーの刺繍フレームの作り方をご紹介いたしましたが、今回はリースの作り方をご紹介します。こちらも簡単な刺繍でできますので、ぜひチャレンジしてみてください(^^)
作業時間は約2時間ほど。おうちでクリスマスシーズンを楽しんでみてはいかがでしょう(^^)
用意するもの
- 刺繍フレーム(セリアで購入しました。縦横約8cmの小さなフレームです。)
- 刺繍枠(使う方)
- 刺繍針
- 接着芯
- チャコペン(自然に消えたり、水で消えるタイプがおすすめ。百均でも売っています)
- 刺繍生地(綿やリネンがおすすめです)
- 刺繍糸 DMC25番糸319番、DMC25番糸321番、DMC25番糸 801番、コスモ25番糸369番。 同じようなクリスマスカラーでしたら何でも大丈夫です。)
- パールビーズ(4ミリを使用しています)
- ビーズ(シルバー、ゴールドなど、クリスマスらしいお手持ちのビーズで大丈夫です。お好きにデコレーションしてみてください)
- (あれば)デコレーション用金糸 ( にしき糸 21番白金)
➀生地を準備し、図案を書く
まず刺繍用の生地を用意します。
刺繍枠をお使いになる方は刺繍枠に収まるサイズの生地を用意します。
私はナチュラルな風合いの綿麻キャンバスを使用しています。綿やリネンなどが柔らかくて刺しやすくおすめです。
刺繍のゆがみを少なくし、刺繍しやすくするために刺繍生地の裏側に薄手の接着芯を貼ります。あまり厚手にしますと刺繍しにくくなりますので薄手をお使いください。
刺繍生地にフレームを当てはめ、フレームサイズをトレースして刺繍図案の大きさを生地に書き込みます。
私はセリアなどの100均で売っているミニフレームを使用しています。(参考までにサイズはは縦横約7.5cm、刺繍部分のサイズは縦横約4.5cmになります。)
フレームはサイズはいろいろとありますので、お好きなサイズで作ってみてくださいね。
そこに図のようにクリスマスリースの図案を書き込みます。とても簡単な図案ですので、フリーハンドで書いていただけます。
自然に消えるタイプのチャコペンや水で消えるタイプのチャコペンなどが便利です。
②刺繍をする
刺繍図案がかけたら早速刺繍をしていきます。まず、もととなるリースの円形部分を刺繍します。(DMC801番2本どり)
アウトラインステッチで円形部分を刺繍していきます。アウトラインステッチが苦手な方はバッグステッチでもかまいません。多少の歪みなどがあっても、あとで葉っぱで隠れてしまいますので問題ありません。
次にリースの葉っぱの部分を刺繍していきます。(DMC25番糸319番を3本どり)
写真のように円形に沿って斜めのラインでストレートステッチをしていきます。リースの風合いを出すため、大きめのストレートステッチでザクザクと刺繍していきます。
反対側も同じように刺繍していきます。モミの木の葉の雰囲気を出すため、周りのラインは綺麗に揃えるのではなく写真のようにランダムに挿していくといいでしょう。
リース部分の刺繍が終わりました。全体を見て、綺麗なリースになるように、葉っぱのバランスを考え、葉の少なそうなところは後で足していきます。
次にリボンを刺繍していきます。リボンのラインを綺麗に揃えるため、ガイドラインをバックステッチかアウトラインステッチで刺繍します。(DMC25番糸321番2本どり)
ガイドラインの刺繍ができました。このラインの外側からサテンステッチでリボンを埋めていきます。
リボンが刺繍できました。
この後、真ん中に「NOEL」とバックステッチで刺繍していきます。(コスモ25番糸369番2本どり)文字刺繍が細かくて難しそうな方は文字刺繍をせずにこのままでもいいかと思います。
③リースをデコレーションする
ここからが一番楽しいリースのデコレーションです。私はパールビーズやラメ糸、金や銀の極小ビーズを使ってデコレーションしていますが、別に同じものでなくても、お手持ちのビーズなどでお好きに飾ってあげてください。
デコレーションが完成しました。ビーズやラメ糸でぐっとクリスマス感が出てきます。
あとはフレームの大きさにあわせて生地を切り取りフレームにはめ込めば完成です。
Heart beingではフレームをオフホワイトのペンキでペイントして、アンティーク加工をしています。
手のひらに収まってしまうくらいのとても小さなフレームですが、意外と存在感があるのでお部屋の雰囲気が一気にクリスマスになりますよ(^^)
クリスマスはお家でゆっくりと過ごす方も多いかと思います。今年もコロナや災害などがあって大変な一年でしたが、クリスマスシーズンは楽しみたいものですよね。クリスマスまでにはまだ間に合いますので、ぜひ作ってみてくださいね。
※こちらでご紹介した作品を複製して販売することはご遠慮ください。お家で楽しむためにお使いくださいね。m(_ _)m
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